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1日1寺 錫杖寺を巡って〜photo &text by KUMIKKY

宝珠山 錫杖寺

様こんにちは!葬儀屋さんの1日1寺の企画で川口市錫杖寺さんにお邪魔しました!

いかがですか?梅雨があけ真夏ということで写真からも蒸し暑さが伝わってくるでしょう?

田舎のお寺とは違い川口駅近辺ということでどことなく都会感がありますね。

いうならば、本堂の後方に東京タワーが聳え立つ、あの増上寺を彷彿とさせるじゃないですか!?そんなことで興奮しているのは、私だけでしょうね(笑)

 

さあ錫杖寺をレビューしていきましょう!

錫杖寺は、関東霊場八十八ヶ所霊場の76番札所で、川口市本町にある魅力的なお寺です。

JR川口駅から西に1km、徒歩でサクッと行けちゃう距離にあります。

境内に足を踏み入れると、壮厳な本堂がドーンとそびえ立ち、左右には美しい伽藍がズラリと並んでいます。ちなみに、本尊は延命地蔵菩薩で、御朱印もこの本尊が描かれているんです。

都心からのアクセスも簡単。国道122号線を北上して荒川を渡れば、もうそこは錫杖寺!真言宗のお寺として、あの有名な弘法大師空海の教えをしっかりと引き継いでいます。


と今回はテンション高めのキャラでいきましょう。私の本性です!!(笑)

 

門をくぐると長く本堂に向かって石畳の道が続き、本堂に至るまでの左側に小さなお寺やお地蔵様が固まっております。そしてお寺の中に小さな川口天満宮、川口七福神と神社でいう「摂社、末社」なのか、拝殿なのかはわかりませんが、絶賛神仏習合中です。

  • 摂社・・・大きな神社(本社)のすぐそばにある、小さな神社です。本社をお守りする特別な神様が祀られています。言ってみれば、本社の「親友」や「仲間」、現代風にいうなら「マイメン」ですね。

  • 末社・・・こちらも大きな神社の近くにある小さな神社ですが、摂社よりも少し離れた場所にあることが多いです。末社には地域を守る神様や、本社にゆかりのある神様が祀られています。これは本社の「家族」や「親戚」のような存在です。

神仏習合・・神道と仏教の仲良しコラボ!昔、日本には神道という、自然や先祖を祀る宗教がありました。そこに仏教が伝わってきたとき、どちらかを捨てるのではなく、両方を一緒に大切にしようという考え、概念ですね!

 

 

お塔婆

本堂までの道の右側には、お塔婆がびっしりと立ち並んでいます。

無数に描かれた「南無遍照金剛」という文字は、密教大日如来の名を指し、光明があまねく照らし、金剛のように不滅であることを意味します。一言で言うと、真言宗の開祖空海を表しています。葬儀屋として、この言葉には馴染み深いものがありますね。

お塔婆・・・仏教で故人を供養するために立てる木の板です。お墓の近くに立てられ、故人への祈りや思いを込めています。

 

檀家さんのお墓

 

本堂

炎天下の中、皆様本当にお疲れ様でございます。

お盆が近づくと、お参りされる方も増えてきますね。

私もそうした光景を見るたびに、祖父母のお墓にしばらく行っていないことを思い出し、行かないとなぁという気持ちになります。

お盆は、ご先祖様を偲ぶ大切な時間ですから、私も時間を見つけてお参りしようと思います。

本堂から、今歩いた参詣道を見下ろすと、まあまあの階段を登ったなあと感じます。

今年は異例の暑さで、御朱印をいただいた際にお坊さんから

「炎天下の中ありがとうね」

と声をかけられ、心が温かくなりました。

 

錫杖寺さんは、式場の貸し出しも行っているお寺で、人数によって金額が変わりますが、数名の家族葬であれば、宗派問わず10数万円で貸し出してくださるとのことです。

これはとても良い情報を聞きました。

また、住職も非常に気さくな方で、胸を張って紹介できるお寺さんだと思いました。

炎天下の中でも温かいおもてなしを受け、なんだか心が癒されました。高いビルに囲まれながらも、都会の喧騒を忘れさせてくれる錫杖寺は、まさに私にぴったりのホットな寺と言えるでしょう。皆様もぜひ訪れて、錫杖寺の魅力を感じてください!

今回はここまで!ありがとうございました。

 

 

 

1日1寺 源長寺を巡って〜photo &text by KUMIKKY

なさまこんにちは、#街の葬儀屋です。今回は3回ということで、1日1寺は源長寺さんにお邪魔しました。なんとなくですがこの企画に慣れてきた感はありますね。記事の構成を考えながら、お寺めぐりをするようになりました。かっこよく表現すると「ロケ」ってやつですね。なので私は会社を出る時に「ロケ行ってきまーす!」といってから行きます。(笑)今回もお付き合いください。

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浄土宗 開祖 法然さん

 

まずは源長寺は法然というお坊さんが開祖しました。

法然は、日本の仏教僧で、浄土宗を開いた人物です。彼は「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで誰でも極楽浄土に往生できると説き、庶民に広く浄土信仰を広めました。このシンプルな教えは、多くの人々に支持されました。これまでの厳しい修行をせずとも、阿弥陀様を信じることで誰もが救われるという考えは、言い方はやや乱暴ですが、「楽であれば楽な方が良い」という人間の心理をうまく捉えたものですね。ちなみに私の菩提寺も浄土宗です。

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ということで、私がいつも記事で由来を簡単に説明するわけですが、この通り、長徳寺は全てのものに説明文が書いてあるのでとてもありがたいですね。訪れる人々に対して非常に親切なお寺です。

 

樹木葬

源長寺は広大な敷地に墓地を有し、そこに併設される「まどかの杜」は、埼玉高速鉄道線新井宿駅から徒歩約5分の場所に位置する川口市の霊園です。一般墓、永代供養墓、樹木葬から墓じまい、改葬まで幅広く対応しており、川口市の方々にも重宝されています。

私も仕事で納骨相談を受けることが多く、比較的安価で綺麗なこの「まどかの杜」をよくおすすめしています。ただ、場所が分からなかったため、実際にお寺を訪れた際に「ここか!」と確認できたので良かったです。それにしても綺麗。

 

境内には立派な蓮がたくさんありました。よくお寺にある「蓮池」は、清らかさや悟りを象徴し、仏教の教えを視覚的に伝えるためのものです。特に死後の浄土の世界をイメージしやすくする役割も果たしています。

 

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境内に入口に横たわる涅槃像

境内前には横たわる涅槃像さんが・・ここで小学生にも伝わる「涅槃像」の説明をすると、釈迦という仏教の偉い人が横になっている涅槃像(ねはんぞう)は、弟子たちに見守られながら穏やかにお別れをする姿を表しています。この「涅槃」というのは、私たちが考える「死」とは違って、心の中の悩みや迷いが全部消えた、すごく安らかな状態のことです。だから、「入滅」や「入涅槃」とも言われています。伝わりましたかね・・・(汗)北枕で寝るな!とお母さんから昔はよく言われましたが、それはお釈迦さまが亡くなる時に北を向いて寝たから=死んだ人の姿という意味があるらしいですが、個人的には、「俺が釈迦や!崇めろ崇めろ」という気持ちであります。まさに煩悩の塊ですね、私は・・・

ということで、今回も楽しく散策できました。これは境内の入り口のカットで、11回のサムネが本堂です。そして画像の右端にある不気味な白いプリウスが私の愛車です。

 

今回はこの辺で!またお会いしましょう!

 

 

 

1日1寺 長徳寺を巡って〜photo &text by KUMIKKY

みなさんこんにちは!#街の葬儀屋です、お寺めぐりを「企画化」しようということで1日1寺、本日は大智山 長徳寺さんにお邪魔しました。この長徳寺の宗派は臨済宗ということで私好みの中国の要素がたくさん詰まったお寺ですね。伽藍も立派で本堂は禅宗ならではの横長の造りになっています。

長徳寺の正式な入口は南側にあるらしいですが、私は、どうやら東門から境内に入ったみたいです。樹々に囲まれた長徳寺、川口市からは保全林に指定されており、すこしばかし歴史を振り返りますと安土桃山時代天正13年(1585)に関根慶順が開基となり創建したのが始まりとされます。 このくらいシンプルな説明が妥当でしょう。

 

関根慶順・・・関根与左ェ門:三河出身、室町幕府管領細川政元の家臣で蓮如上人の直弟子。

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東門入口

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広い敷地内には檀家さんの墓地、永代供養墓地がございます。

立派な本堂ですが、あいにくカメラレンズの方が50mmの焦点距離のものしか持っておらず、横長のお寺を撮るには少々苦難。少しものたりないカットになりました。このようなシチュエーションの時は、現代兵器であるスマートフォンは広角から望遠までカバーしているので無敵なわけです。

とても立派な狛犬が鎮座。基本的に狛犬は神社の守り神なので、お寺にあるのは珍しい印象です。阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)。この狛犬は吽の方ですね。神社の隠れた人気者である狛犬ですが、神社の御祭神を守護する役目があり、一見威嚇しているようにも見えますが、そんなことはなく、神社のご祭神を守護する守り神なのです。

お寺の楽しみ方のひとつとして、彫刻や細工に注目してみるとおもしろいですよ。ここ長徳寺では、その魅力が特に際立っています。この龍の彫刻は、細部に至るまで精巧に作り込まれており、まるで今にも動き出しそうな迫力。

長徳寺の境内を歩いていると、歴史と伝統が息づく建物が目に飛び込んできます。大自然の木々の間を通り抜ける風に耳を澄ませながら、ゆっくりと彫刻を眺めると、心が安らぎますね。

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御朱印

お寺の楽しみ方のもう一つとして、御朱印集めがあります。御朱印が集まると、その一つ一つが特別な思い出となり、手元に残る喜びがあります。御朱印には深い意味が込められており、例えば「南無地蔵菩薩」という言葉には、「地蔵菩薩様を信じなさい。信じれば救われる」という意味が込められています。このように御朱印の意味を知りながら集めるのも、楽しいポイントの一つです。

長徳寺では通常、御朱印の受付は行っておりませんが、今回は特別に住職が御朱印を書いてくださいました。一般的には御朱印の初穂料は300円から500円程度ですが、長徳寺ではこの初穂料が募金として受け付けられています。この募金は、お寺の保全や観音募金として使用されます。

何度も申し上げますが、長徳寺は自然に囲まれた美しいお寺です。新緑の季節には特に美しさが際立ち、会社から車で10分以内で訪れることができるため、気軽にミニ森林浴を楽しむことができます。川口市には他にも素晴らしいお寺がたくさんありますが、長徳寺はその中でも特に際立つ存在です。自然の美しさとお寺の静けさを感じながら、心身ともにリフレッシュすることができるでしょう。ぜひ、長徳寺での素敵なひとときをお楽しみください。

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。

 



お葬式の宗教と宗派について〜photo&text by KUMIKKY

お葬式の宗教と宗派について

んにちは、#街の葬儀屋KUMIKKYです。記念すべき第1回目のテーマは「お葬式の宗教と宗派」についてです。

 

 皆様、宗教と宗派はどのくらいあるかご存知ですか?

宗教と聞くと頭に浮かぶのが、仏教、キリスト教イスラム教・・・などですかね。

 

仏教一つをとってもその中に宗派があり数十、数百と枝分かれしていきます。

 

そしてお葬式の90%以上は仏式、、、

 

 そう、つまり仏式でのお葬式で執り行うのがほとんどで、それは今も昔も変わらず、日本の伝統的風習なのであります。

 

 

仏教の宗派

 

このように仏教の代表的な宗派でも13宗派あると言われています。私は普段葬儀プランナーを任されており、お仕事を受注した際の打ち合わせでお客様に一番最初に聞く内容といたしましては、①どんな葬儀をするか?②檀家組(お付き合いがあるお寺さんがいるか)をしているか?、③仏式だとして、何宗か?です。この代表的な13宗派の中でも特に多いのが、真言宗曹洞宗、浄土宗です。

そして埼玉県だと最も多く見受けられるのが真言宗です。

現代では、終活をしている方の中でも、残された家族への墓守の負担をなくすため、離檀(墓じまい)される方が多く、僧侶派遣でのお葬儀が増加傾向にあります。

檀家組していると本来、葬儀の際に1日葬で考えていたのに、

「お通夜、告別式ではないとうちのお寺ではやらない!」

「うちの寺に頼まないとお墓に入れない!」

などというお寺様もいらっしゃいます。

 

これが葬儀業界では「檀家組の闇」と言われております。費用面でも葬儀をするにあたり、お付き合いのあるお寺様にお勤めをお願いすると平均お布施金額が1日葬で30万円〜とかなり高額なのが現状です。※もちろん良いお寺様もいらっしゃいます笑 

   

しかし僧侶派遣のお寺様に頼むと、1日葬でのお布施(戒名・お経代・お車代)105,000円(非課税)とかなり費用を抑えて葬儀を執り行うことができ、令和の葬儀では派遣僧侶にお勤めをお願いする方法がベーシックになっています。

割とこんな裏話をしてしまいましたが、本来この領域の話は葬儀屋さんが首を突っ込むのは御法度だと言われていますがね。。。

 

 

僧侶派遣のお寺様 泉昌禅寺 尾山恒道住職

の思わず落語家か!とツッコミを入れたくなってしまう決め顔をしてらっしゃるこのお方は、出版社をしながら僧侶もなされてる二刀流、練馬の大谷翔平こと、尾山恒道住職です。ご実家が新潟県魚沼市のお寺でさらに中国で2年修行され僧侶として得度されてる曹洞宗のお寺様です。曹洞宗という宗派は上記でも述べましたが、メジャーな禅宗の宗派で、簡単にいうと、「ひたすら座って瞑想しろ!」そんな教えであります。

・得度・・・仏陀の悟りの世界にわたること。出家すること。

遺髪式を執り行う尾山住職

とにかくお金を取ろう取ろうと考えるお寺、いわゆるビジネス寺が増えている中、最低限の金額で葬家(お客様)にご満足していただき、その分お勤めの件数をこなしておけば食いっぱぐれることはない!というスタンスでお仕事をしている方です。

さすが経営者ですね。このスタンスって非常に大切だと思ってて、葬儀で言うなら、1人のお客さまから300万円の葬儀を受注するよりも仮に100万円の葬儀を300万円相当のクオリティで故人様に寄り添う葬儀をしてお客様に喜ばれた方が、「ここの葬儀屋さんでやってよかった」と地域の方にご紹介して顧客の満足度が高くなり、結果的には、お客様、葬儀社、お寺様とWIN WIN WINな関係を構築することができると思うんですよ。

そう!目先の利益を見ずに物事を長期的に考える大切さを改めて教えていただきました。

 

今回はここで終わり。また次回お会いしましょう。

 

記事作成者